
将来の年金がちょっと不安…
そんな気持ちから「自分で年金を作る方法」として注目されているのが、iDeCo(イデコ)です。でも、いざ始めようとすると、
「どこで申し込めばいいの?」「どこの金融機関がいいの?」と悩んでしまう方が多いのではないでしょうか。
実は、iDeCoを始めるときの金融機関選びは、とっても大事。
この選択で、将来受け取るお金の差が生まれてしまうこともあるんです。
今回は、初心者の方でも迷わず金融機関を選べるように、絶対に押さえておきたい3つのポイントをわかりやすく解説します!
スマホのキャリア選びと似ています
金融機関を選ぶときって、なんだか難しそう…と思いますよね。
でも実は、「スマホを契約するとき」と考え方はとてもよく似ているんです。
たとえば、スマホを選ぶときって、
毎月の料金はいくらか
プランの内容(データ容量や通話など)はどうか
お店やアプリは使いやすいか
などを比較しますよね。
iDeCoも同じように、
月々の手数料
選べる商品(投資先)
サポート体制(わからないときの相談しやすさ)
をチェックして選ぶことが、とても大切です。
ポイント1:手数料の安さをチェック!月額コストは少ない方がいい
iDeCoでは、毎月積み立てるお金の他に、手数料がかかります。
この手数料は、金融機関によってかなり差があるので要注意です。
特に注目したいのが、「運営管理手数料」という費用。
この手数料、無料のところもあれば、月数百円かかるところもあります。
一見、小さな差に思えますが、長い目で見ると…
たとえば、月額400円の差があると、1年で4,800円、10年で4万8,000円!
つまり、無料の金融機関を選ぶだけで、将来の自分のお金が増えるということなんです。
ポイント:運営管理手数料が「無料」の金融機関を選びましょう!
ポイント2:商品ラインナップの豊富さは、プランの自由度!
次に大事なのが、「どんな商品が選べるか?」という点。
iDeCoでは、積み立てたお金を預金だけでなく、投資信託などに回すことができます。
その中でも人気なのが、低コストのインデックスファンド。
これは、「日経平均」や「世界の株価」など、広く分散して投資するタイプの商品で、
初心者でもリスクを抑えながら始めやすいのが特徴です。
でも、金融機関によっては、
「インデックスファンドが少ない」
「信託報酬(維持コスト)が高い商品ばかり」
という場合も…。
だからこそ、信頼できる低コスト商品のラインナップがあるかどうかは、要チェックです!
ポイント:低コストのインデックスファンドが複数そろっている金融機関を選びましょう。
ポイント3:サポート体制がしっかりしているか
最後に意外と大事なのが、「サポート体制」です。
いざという時に、
電話で相談できる窓口がある
Webサイトやアプリが見やすくて使いやすい
書類のやり取りがスムーズにできる
こういった点がしっかりしている金融機関は、長く付き合いやすいです。
特に最初は、「何をどうしたらいいの?」という場面がたくさん出てくるので、
やさしく教えてくれるコールセンターや、わかりやすいマイページがあると安心です。
ポイント:不安なときにすぐ相談できる体制があるか確認しましょう。
まとめ:3つのポイントをおさらい!
iDeCoを始めるときの金融機関選びでは、次の3つをチェックしましょう。
| ポイント | チェックする内容 |
| ①手数料の安さ | 「運営管理手数料」が無料かどうか? |
| ②商品の豊富さ | 低コストのインデックスファンドがあるか? |
| ③サポート体制 | 電話やWebのサポートが使いやすいか? |
この3つをおさえれば、初心者でも安心してiDeCoをスタートできます!
迷ったら、「比較サイト」も活用しよう!
自分で全部調べるのが大変…という方は、iDeCoの金融機関比較サイトを使うのもおすすめです。
最後に:今からでも、じゅうぶん間に合います!
「なんとなく難しそう」と後回しにしていたiDeCo。
でも、最初の一歩=金融機関選びさえクリアできれば、あとはスムーズに始められます。
そして、始めた分だけ、将来の安心に近づいていきます。
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